歴史
オルテックの歴史は
ある起業家の歩んできた道です。
1970年代、オルテックの創設者で社長であるピアース・ライオンズ博士は、夢―私たちの地球とそこに生きるすべての命を支え、維持すること―を胸にアメリカへ移住してきました。アイルランド人研究者として、彼の酵母発酵研究の第一人者としての経験と知識を、動物の栄養的課題に活かすことのできる可能性があることを見出し、そしてその夢は1980年、たった1万ドルでオルテックを立ち上げた時に現実のものとなったのです。
今日、世界6000名以上のスタッフが、世界の植物、動物、そしてひとを維持し、栄養を与える、という彼のビジョンを共有しています。 私たちはこのビジョンを植物、飼料、食物の品質を栄養的かつ科学的革新、特に酵母関連技術を通じて改善することで現実のものとしています。私たちのチームは植物と動物が秘めた可能性を発揮し、同時に生産者の効率、収益性、そして持続可能性を改善することにコミットしています。
土壌から始まる
オルテックのクロップサイエンスでは、自然な成長を促します。 私たちは、世界中の生産者たちが直面する、農作・園芸に関わる課題に対して自然由来の製品と解決策を提供します。 私たちのゴールは、科学と持続可能性の間に存在するギャップを橋渡しすることです。専門技術を共有し、持続的な技術サポートを提供し、私たちが展開している各地域における複雑さを探求することで、それぞれの作物の一層の生産性、収益性そして持続可能性を追い求めるのみならず、未来の農業を築くために生産者と農学者の方々と協働しています。
飼料にフォーカス
ニュートリゲノミクスの革新的な研究を通じて、私たちの栄養技術は、動物が飼料中の栄養素を最大限に利用して健康と成績を最適化するサポートをします。
私たちは世界中の生産者と共に、最も重要な下記に関わる各種課題に取り組んでいます。
- 飼料効率
- 抗菌剤不使用生産
- 食品の栄養強化
- カビ毒管理
- 腸管の健康
- タンパク質
- 酵素
- ミネラル
- そして農場そのもの
オルテックのサポートは栄養のその向こうまで至ります。生産者の皆様とタッグを組み、効率、生産性、そして収益性を下記のような分析サービスで支えています。
- 飼料配合を分析、評価する『オルテックIFM』
- カビ毒リスクを可視化する『オルテック37+』
- 農場の効率と持続可能性を評価する『オルテックE-CO2』
食品
私たちは食卓へ、トレーサビリティ、品質そしてより良い栄養をお届けします。 家族が運営する企業として、私たちは、家族が口にする食事をできる限り安全で栄養豊かなものとしたいという望みを理解しています。DHAオメガ3脂肪酸豊富な藻類の利用から農作物科学に至るまで、私たちは食品チェーンを通じて栄養価値を改善することにフォーカスしています。
私たちを導く原則 全ての夢において、私たちは、動物(Animal)、消費者(Consumer)、環境(Environment)にポジティブな影響をもたらすやり方で事業を運営することを約束するものであるACE原則に導かれています。