Skip to main content

「アゴリン ルミナント」日本国内発売のお知らせ

「アゴリン ルミナント」発売

この度オルテック・ジャパン合同会社は、反芻動物を対象とする新製品「アゴリン ルミナント」を日本国内に向けて発売いたします。

「アゴリン ルミナント」日本国内発売のお知らせ

 

この度オルテック・ジャパン合同会社は、反芻動物を対象とする新製品「アゴリン ルミナント」を日本国内に向けて発売いたします。

「アゴリン ルミナント」は、厳選された高品質なエッセンシャルオイル等を独自の技術で加工・配合した栄養ソリューションです。本製品が反芻動物の飼料摂取と成績(乳生産及び増体)にもたらす望ましい影響は科学的に証明されています*1

加えて、事業体や行政団体/機関などに対してカーボン排出削減のための助言や指導を行う英国政府系国際団体であるカーボントラスト社は、反芻動物の消化器官内発酵由来のメタンガス産生量を削減する初めての飼料用添加物として、本製品を2018年に認証しています。

また、Verra(世界流通量最多の民間認証クレジットであるVCS(Verified Carbon Standard)を運営管理する米国NPO)やGold Standard(WWF等の国際的な環境NGOが設立した認証プラットフォーム)等もアゴリン ルミナントのメタン削減効果を評価し、同製品を用いたプロジェクトを通じてカーボンクレジットを発行しています。実際に、2021年及び22年より米国で開始されたアゴリン ルミナントを用いた3件の炭素排出削減プロジェクトでは、合計約300万ドル相当のカーボンクレジットが発行されました。

さらに、2024年1月、米国の農業ビジネスコンサルタント企業であるConcord Agriculture Partnersは、彼らの新たなカーボンインセットプロジェクトにアゴリン ルミナントを採用しました。カーボンインセットとは、自社が属するバリューチェーン内で炭素排出量を削減する取り組みを指します。 自社で削減しきれない炭素排出を他社から購入したカーボンクレジットで相殺するカーボンオフセットに対して、カーボンインセットは自社事業のバリューチェーン内における環境・自然保護への直接投資で生み出した二酸化炭素吸収・削減量によって相殺するものです。同社のインセットプロジェクトに参加する酪農家は、アゴリン ルミナントの使用により、カーボンインセットの承認を得ることが可能です。Concord社はアゴリン ルミナントを新たに選択肢に加え、アグリフードバリューチェーンに属する企業や団体のESGゴール達成に貢献します。

農業セクターにおけるグローバルリーダーであるオルテック社は、将来的には完全に傘下に迎えることを前提として、Agolin SA社の発行済み株式の過半数を2023年5月に取得し、同社の製品群をオルテック製品ラインナップに追加しました。スイスで2006年に創業したAgolin SA社は植物由来の栄養製品の開発と製造を手掛けており、それらの製品は動物の生産成績、収益性、そして持続可能性の向上をサポートすることが科学的に示されています。

現在、世界合計200万頭以上の乳牛に給与されている「アゴリン ルミナント」を含むAgolin SA社製品群は、畜産の生産効率と収益性の向上、持続可能性目標の達成をサポートします。さらに、アゴリン ルミナントをオルテック社の既存製品である「イーサック」シリーズや「オプチゲン」といった製品と組み合わせて使用する戦略的栄養プログラムは相乗効果を発揮し、アニマルウェルフェアや飼料効率、生産性、収益性の向上、そして環境フットプリントの低減をよりよくサポートします。製品等に関する詳細はalltech.com/agolin (英語)をご覧ください。

*1: Animals 2020, 10, 620; doi:10.3390/ani10040620

【製品情報】

製品名:『アゴリン ルミナント』

推奨給与量:乳用牛=一日一頭当たり0.8~1.2g / 肉用牛=体重100㎏あたり一日一頭当たり0.15g~0.2g

Loading...